ぼる日記

34歳、独身、女。成長記録。

はじめまして。

ぼる。と申します。

この名前は私の唯一の友であり家族であった犬の名です。

 

私という人間に関して少しお話させてください。

社会人というものになってから、給料日前になると必ずといっていいほどお金がなくなっていた。

思い返してみても、何に使ったのやらさっぱり思い出せない。来月こそきちんとやりくりするぞ!なんなら貯金するぞ!と決心するも給料日の10日も前になると財布にお金がなくなっている。

 

この繰り返し。

 

現在34歳、独身、女。

 

ひと昔前ならば完全なる「負け犬」というラベルをでかでかと貼られていたことだろう。結婚してないから負け犬だなんて、ひどい思想が世の中に出回っていたもんだなぁとしみじみ思う。

 

話を戻そう。今の私はまさに「給料日前」の状態に近いと思っている。

34年の人生を振り返ってみても、一体私は何にお金と時間を使ってきたのか全く思い出せないのだ。手元にも何も残ってなどいない。

 

歳をとるにつれ「あの頃は楽しかったなぁー!あの頃に戻りたい!」こんな話題を耳にすることが増えてくる。私はその話題があがる度に暗い気持ちになっていた。私には「戻りたい時」などないからだ。

 

そもそも過去の記憶というものがとても少ないように思う。みんなよくそんな昔のことを覚えているもんだなぁ。と感心する。私の記憶にはなんというか白いもやのよなものがかかっている感じ。キラキラ輝いている記憶などない。

こんなことを考え、時々恐ろしく後悔が襲ってくる。一体私は何をしてきたのだろう。一体何にお金と時間をきたのだろう。

 

その反面、頭を使わない単純作業の仕事をこなし、食うに困らないお金をいただき、これといって困ることもなく。全く好きではない彼氏もいるが、その辺の人たちよりは稼いでいるし、こんな歳だし、まぁこんなものだろう。もうこのまま流されてしまえばいい。完全なる思考停止状態だった。

 

しかし!ついにこんな自分からの脱却を図ることとするのだが。。もちろんきっかけもある。そんな話も綴っていけたらと考えている。

 

「自分をさらけ出す」「弱みをみせる」どうしても私にはできなかった。でも今はそれをしたいと心から思っている。少しかっこいい言い方をさせてもらうと「私の全てを言葉に捧げたい」のである。

 

「自分と向き合う」今までやってこなかったこと。というか向き合うなんてどうやりゃいいのか分からなかった。しかしこれから、自分を分析しさらけだし成長していきたい。私が何を考え何を学んだか、それを記録していこう。そう思っている。そのうちに名前が本名になり、顔写真も載せれるようになっている気がする。そう考えるとなぜか少しワクワクする。